時間管理の考え方

貴重な時間を無駄にしない

SEの仕事は日々時間に追われていると言っても過言ではないほど忙しいものです。
決して仕事をサボっているわけではないのに、なぜこんなにも忙しい思いをしなくてはいけないのかと、自分で自分を責めたりすることもあります。
もっと時間の使い方を工夫したら、今まで以上に効率良く仕事ができるのに…と感じた経験がある方も多いはずです。
そこで、限られた時間を無駄にすることなく過ごすために、SEにおすすめしたい時間管理の考え方について確認しておきましょう。

参考:忙しいのに仕事ができる人、できない人の時間管理術

まずはやるべき事をタスク化

頭の中で今日やるべき仕事の内容を思い描いていても、なかなか実現できないのは計画の立て方が甘いからだと考えることができます。
上手に時間管理できる方は、その日やるべき事をきちんとタスク化しているため、計画通りに時間を使うことができると考えられます。
わかりやすい例として、これからあなたが料理を作ろうとしていたとします。
作り慣れている料理なら段取りを把握できているので時間が足りないと慌てることがないはずですが、初めて作る料理だときちんと材料を揃えて作り方を把握しておかなければ時間に追われてきちんと作ることができなくなるでしょう。
仕事の時間管理も同じことで、あらかじめ準備を整えておかなければ時間が足りなくなってしまうのは当然の結果ともいえます。

基本的な事として実践したいのは、タスク整理です。
いつまでにこの仕事を終えなければいけないとしっかり予定を立てます。
その際に注意したいのは、不測の事態に備えて余裕を持った予定の立て方をすることです。
他に優先すべき仕事が入ってしまった場合でも十分に対応できるのかを確認しなければ、せっかく立てた予定が計画倒れになる可能性もあります。
余裕を持った計画を立てておけば時間に追われて辛い思いをすることも少なくなるでしょう。

そして一日に行うべき作業内容を細かく設定しておきます。
今日は最低でもここまで仕事をしなければいけないと把握しておけば、目標に向かって集中して仕事ができるはずです。
逆に、今日は余裕があるから大丈夫と気持ちにゆとりがありすぎると、どうしても集中できずにだらけてしまうため計画通りに仕事が終わらなくなる可能性もあります。
一日の作業内容は、時間に追われすぎるのもいけませんが、あまりにも時間に余裕がありすぎるのもいけません。

一日のスケジュールをしっかり立てましょう

計画通りに仕事を行うためには、できるだけ細かく一日のスケジュールを立てるようにしてください。
大まかに今日はこの仕事をやると決めている場合は、具体的にどんな仕事内容を何時から何時まで行うなどと決めておきましょう。
一週間分をまとめて管理しても良いですし、毎日管理するようにしても良いです。